仕事

実質時給計算

給与・給与の期間・1日の勤務時間・1か月の勤務日数・1日の休憩時間・1日の通勤時間・1か月の仕事関連費から、実質的な時給を計算します。給与を勤務時間だけで割った通常の時給に加えて、休憩時間や通勤時間を含めた仕事にかかる時間と、仕事関連費を考慮した実質時給も確認できます。

円

給与の金額と期間を入力してください。

日

1か月あたりの平均的な勤務日数を入力してください。

時間

休憩時間を除いた1日の平均的な勤務時間を入力してください。

時間

時間

往復の平均的な通勤時間を入力してください。

円

仕事のために毎月かかる交通費・昼食代・備品代などを入力してください。

このツールについて

「実質時給計算」は、給与・給与の期間・1日の勤務時間・1か月の勤務日数・1日の休憩時間・1日の通勤時間・1か月の仕事関連費から、通常時給と実質時給を計算するツールです。

一般的な時給計算では、給与を実際に働いた勤務時間で割って、1時間あたりの給与を求めます。しかし、仕事をするためには勤務時間だけでなく、休憩時間や通勤時間も必要になります。また、交通費・昼食代・仕事用の備品代など、仕事に関連して毎月かかる費用が発生することもあります。

このツールでは、勤務時間だけをもとに計算した「通常時給」に加えて、休憩時間と通勤時間を含めた仕事に関わる時間と、仕事関連費を考慮した「実質時給」を計算します。給与の期間は月または年から選択できるため、月給だけでなく年収をもとに計算することもできます。

1日の休憩時間・1日の通勤時間・1か月の仕事関連費は、必要に応じて入力できます。空欄の場合は0として計算するため、休憩時間や通勤時間、仕事関連費を考慮しない場合でも利用できます。

仕事関連費には、仕事をするために毎月かかる交通費・昼食代・備品代・仕事用の衣類・通信費など、仕事に関連する費用を入力できます。ただし、どこまでを仕事関連費に含めるかは人によって異なるため、結果は入力した条件に基づく目安としてご利用ください。

このツールでは、入力した勤務時間・勤務日数・休憩時間・通勤時間・仕事関連費が毎月一定で続くものとして計算します。実際の給与や勤務条件、残業、賞与、税金、社会保険料などは考慮していないため、実際の手取り時給とは異なります。

通常時給と実質時給の違い

通常時給は、給与を実際の勤務時間だけで割った金額です。仕事中の休憩時間や通勤時間、仕事関連費は考慮しません。

一方、実質時給は、勤務時間に加えて休憩時間と通勤時間も「仕事に関わる時間」として考え、さらに仕事関連費を給与から差し引いて計算します。

そのため、休憩時間や通勤時間が長かったり、仕事関連費が大きかったりすると、通常時給と実質時給には差が生まれます。

数字から見えること

給与だけを見ると、仕事から得られる金額を簡単に把握できます。しかし、仕事に使っている時間や仕事のために支払っている費用まで考えると、同じ給与でも実質的な時給は変わることがあります。

例えば、月給30万円で1日8時間、月20日勤務の場合、1か月の勤務時間は160時間です。この場合、勤務時間だけで計算した通常時給は1,875円になります。

一方、1日の休憩時間が1時間、通勤時間が往復1時間ある場合、1か月ではそれぞれ20時間ずつになります。勤務時間160時間に休憩時間20時間と通勤時間20時間を加えると、仕事に関わる時間は月200時間になります。

さらに、仕事関連費が月3万円かかる場合、月給30万円から3万円を差し引いた27万円が、仕事関連費を考慮した給与になります。この27万円を仕事に関わる200時間で割ると、実質時給は1,350円になります。

この例では、通常時給1,875円に対して実質時給は1,350円となり、1時間あたり525円の差があります。通常時給だけを見る場合と、休憩・通勤時間や仕事関連費まで含めて考える場合では、見える数字が大きく変わります。

特に通勤時間は、毎日少しずつ積み重なるため、長期間では大きな時間になります。片道30分の通勤でも往復では1時間となり、月20日勤務なら月20時間、年間では240時間の通勤時間になります。

休憩時間も同様に、1日1時間なら月20日勤務で月20時間になります。勤務時間だけでは見えない時間も、1か月や1年間という単位で考えると、仕事に関係する大きな時間として積み重なっていきます。

仕事関連費についても、月数千円や数万円程度であっても、1年間、5年間、10年間と続けば大きな金額になります。給与から仕事関連費を差し引くことで、仕事をするために実際に負担している費用を考慮できます。

同じ給与でも、勤務時間・勤務日数・休憩時間・通勤時間・仕事関連費が違えば、実質時給は変わります。給与だけではなく、仕事に使う時間と費用を合わせて見ることで、自分の働き方を別の角度から確認できます。

計算方法

このツールでは、まず給与を月単位に換算します。その後、1か月の勤務時間・休憩時間・通勤時間・仕事関連費を計算し、通常時給と実質時給を求めます。

給与の期間が「月」の場合は、入力した給与をそのまま月給として使用します。

給与の期間が「年」の場合は、年間給与を12か月で割って月給に換算します。

月給 = 年間給与 ÷ 12

1日の勤務時間と1か月の勤務日数を掛けて、1か月の勤務時間を計算します。

1か月の勤務時間 = 1日の勤務時間 × 1か月の勤務日数

1日の休憩時間、通勤時間と1か月の勤務日数を掛けて、1か月の休憩時間、通勤時間を計算します。

1か月の休憩時間 = 1日の休憩時間 × 1か月の勤務日数

1か月の通勤時間 = 1日の通勤時間 × 1か月の勤務日数

勤務時間・休憩時間・通勤時間を合計して、1か月に仕事に関わる時間を計算します。

1か月の仕事に関わる時間 = 1か月の勤務時間 + 1か月の休憩時間 + 1か月の通勤時間

通常時給を計算する

通常時給は、月給を1か月の勤務時間で割って計算します。休憩時間や通勤時間、仕事関連費は考慮しません。

通常時給 = 月給 ÷ 1か月の勤務時間

実質時給を計算する

仕事関連費を差し引いた給与を、勤務時間だけではなく、休憩時間と通勤時間を含めた仕事に関わる時間で割ります。

実質時給 = (月給 − 1か月の仕事関連費) ÷ 1か月の仕事に関わる時間

計算例

以下の条件で計算してみます。

  • 給与:月30万円
  • 1日の勤務時間:8時間
  • 1か月の勤務日数:20日
  • 1日の休憩時間:1時間
  • 1日の通勤時間:1時間
  • 1か月の仕事関連費:3万円

まず、1か月の勤務時間を計算します。1日の勤務時間8時間に、1か月の勤務日数20日を掛けると160時間になります。

8時間 × 20日 = 160時間

次に、1か月の休憩時間を計算します。1日1時間の休憩を月20日取るため、休憩時間は月20時間です。

1時間 × 20日 = 20時間

通勤時間も、1日1時間を月20日とすると、月20時間になります。

1時間 × 20日 = 20時間

勤務時間・休憩時間・通勤時間を合計すると、1か月の仕事に関わる時間は200時間になります。

160時間 + 20時間 + 20時間 = 200時間

通常時給は、月給30万円を勤務時間160時間で割って計算します。

300,000円 ÷ 160時間 = 1,875円

仕事関連費3万円を月給から差し引くと、仕事関連費を考慮した給与は27万円になります。

300,000円 − 30,000円 = 270,000円

最後に、仕事関連費を差し引いた27万円を、仕事に関わる時間200時間で割ります。

270,000円 ÷ 200時間 = 1,350円

この条件では、通常時給は1,875円、実質時給は1,350円となります。通常時給と実質時給の差は525円で、通常時給を基準にすると28%低くなる計算です。

このように、勤務時間だけではなく休憩時間や通勤時間、仕事関連費まで含めて考えることで、普段の給与からは見えにくい「仕事に関わる時間と費用」を数字で確認することができます。